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「パートナーズ 8月号」
公益財団法人 日本盲導犬協会
2019年()令和元年8月 発行

ブラインドテニスの紹介  ユーザーサポート部

どんなスポーツでも汗をかくことは健康に良いですよね。視覚に障害のある人でもランニングや水泳、卓球(STT)等のスポーツを楽しむ方はよく聞きますが、スマイルワン仙台のリハ利用者の方にはテニスを楽しんでいる方がいますのでご紹介します。
~皆さん、ブラインドテニスというスポーツがあるのはご存知でしょうか?~
ブラインドテニスは、STTやブラインドサッカーとは違い、高さの要素が加わった一般的な球技スポーツと同じく宙に浮いたスポンジ素材のボールをテニスラケットを使ってコート中央にある約80センチの高さのネットを超えるように打ち返すのが大きな魅力のスポーツです。使用するボールの中には、鈴が入っていてボールの位置を把握しやすくなっています。クラス分けは、アイマスクを着用してプレイするB1クラス、視力0.03以下のB2クラス、0.04以上で障害者手帳を持っていればプレイ出来るB3クラスに分かれています。また、有効バウンド数は、通常のテニスと違い、B1・B2クラスは3バウンド、B3クラスは2バウンドでプレイします。弱視のB2クラスの特徴として、個人個人の見え方に合わせてボールの色を黄色と黒から選んでサープを打つ事が出来ます。私の場合は、弱視で黄色いボールが床の色と同化することがある為、黒のボールを選ぶ事がほとんどです。
申し遅れました私は日本ブラインドテニス連盟東北地域協会会長の面川(おもかわ)と申します。東北地域協会は今年の6月2日に発足したばかりなので、東北を盛り上げていきたいと思っています。ブラインドテニスを始めたばかりの頃は、何バウンド目で打つか迷ったりもしてましたが今ではあまり迷うことなく打てるようになりました。大会は全国各地で開かれていて、色んな人とプレイ出来るのも魅力です。シングルスも楽しいですが、私はダブルスも大好きです。今は残念なことにパラリンピックの種目ではない為、将来的には、パラリンピックの種目にしようとしています。
以前、全盲のB1選手が挨拶の中で言った言葉で、「ブラインドテニスは『スルメ』のように噛めば噛む程、味が出てくる」とユニークに表現されていた事があります。まさにその通りで、のめり込めばのめり込む程、楽しさが増してきます。少しでも興味をもって頂いた方は、下記のアドレスまで連絡を頂けると幸いです。
tohoku_bt@yahoo.co.jp